壁打ちするだけのブログ

演劇女子部 ファラオの墓を観て ※ネタバレ有り



「演劇女子部 ファラオの墓」を6/4と6/11の計4公演観に行きました。


6/4の公演はストーリーの流れを掴み、こんな感じで進んで行くのかとじっくり観劇。

6/11は千秋楽ということもあり、最後だと噛み締め、役の細かな仕草や表情を探し出すように観劇。


このブログはその中でも印象に残ったシーンや、キャラクターについて書くのでネタバレしかありません。
NGな方は回れ右で。





まず、ストーリー。運命が神様のいたずら過ぎる。愛した相手が敵国の王と姫同士。どう足掻いても犠牲無くして幸せになれない。なんて辛い物語。でもそういう報われない話個人的に好きなのでありがたいのも否めない。


オープニングへの導入の演出、凄い好きでした。サリオキスが川に飛び込んで音楽始まる流れ。




ここからは役柄について少しずつ。↓


砂漠の月編より小田ちゃん演じるサリオキス王子

小田ちゃんの男役好きです。宝塚にいそう。(笑)
歌声も叫び声もスッと通るし、それを持ち味にもっと色んな役を演じてほしい。あと泣きの演技はもうお手の物?自然と涙が出てて凄いなぁと。


太陽の神殿編よりあゆみん演じるスネフェル国王

初見一発目、めっちゃピッタリだなって思ったのが印象。力強さと自棄な感じが王様そのもの。
ダンダン!ってSEがつくような歩き方をしたり、酒呑んでひゃっくり出す真似をしたり、王座に脚立てて座ったり、全ての仕草においてあゆみんなりのスネフェルを表現していたのが伝わってきました。


あとサライについては、小田ちゃんサライはイザイに着いて行きます!みたいな感じしたけど、あゆみんサライは奴隷にも情が湧いてるというか砕けたら連れになれるんじゃ?って感じで見ていて違いが楽しめた気がします。


パワーを感じたのはかえでぃ演じる奴隷頭のイザイ。
とにかく歌声すごい。あと身長の高さからか衣装が似合ってた。 最初は嫌な役?と思ってたけど、砂漠の鷹に剣を授けるシーンはあのイザイが膝まずく相手それがサリオキス・・・と王の偉大さを知らしめる感じがよかった。
えりぽん演じるマリタとの殺陣も凄かった。殺陣については全員練習の成果が垣間見れて圧巻でした。


たくさん泣かしてくれたのはちぇる演じるナイルことナイルキア

ちぇるの演技はTRIANGLEの頃から気にしてて、良い演技するなぁ存在感あるなぁって思ってたところがある。

それが今回ナイルキアという複雑な役柄を歌と共に演じこなしてくれて。今後の演劇女子部を担って行く存在になるんだろうなって思った。本当に良い物を持ってる・・・。


アンケスエン姫を演じるふくちゃんは、役をものにしてた感じがした。演劇女子部では女王的ポジションにいることが多いので、来年はまた男役とかいいんじゃないでしょうか?(自分が見たいだけ)


アンケスエンの侍女ネルラ演じてるはるなん、劇団四季のようなコミカルで愛嬌のあるキャラクターは他の人には出来ないはるなんらしさが出てました。


アリパビのナイスコンビと、ユタの移入しやすい読み手。ルーとジクは歌うシーンが少なかったので、もっとあったらよかったなって思いました。



そしてファラオの墓はとにかく曲が泣ける。私が好きなのは、ナイルが処刑される前に歌う曲。「貴方に出会わなければあの時私は絶望の中死んでいた」。

生きる歓び、愛する歓びを知った上での死。生きることは辛い事。でもみんな同じように生きている。大切な人の為に自分に出来る事をする。それが伝われば良いとメンバーもコメントしてました。





さて、ここから工藤遥ちゃんです。
沢山書きたいんですけど、語彙力ないので殴り書きします。



とりあえず言わせて下さい。



いや、凄いな!?!!!

何?え?あの短期間でサリオキスとスネフェルという2役を叩き込んだの?


本当工藤遥さん尊敬だ・・・。それしか出てこない・・・。


舞台稽古中、インフルにも重なっていたのにあのクオリティ。もう女優やん。女優ですやん???


サリオキスはハルちゃんが大切に演じてるなっていうのが伝わってきて、羽毛布団のように優しい声で私も名を呼ばれたかった。自分の名前がナイルキアじゃない事を恨みましたね。()

王として剣を構え、稲妻が走るシーンは何度見ても鳥肌が立つ。あそこで観客みんなが砂漠の鷹に所属したも同然のような空気。

アンケスエン姫との美しい花や歌の話をする未来を勝手に想像してしまう・・・。だって一人の男と女だもの・・・。

ところどころ大声で合図を出したりするけど、声が掠れてしまうところも相変わらずで好きだなぁって。


そしてみんなが恋に落ちているスネフェル様。通称スネ様。常に貧乏揺すりをしている。

トチ狂ったまでとはいかないけれど、ちょっといっちゃってる王様。過去の作品でいうとLILIUMのファルスのような。
強くなろうとした。強くなったら一人ぼっちになった。そんなところが似ている。

終始スネ様にはコメントをいちいち入れたいくらいクセの強い役で、高いヒールにロン毛。あのスネフェルスネフェルと連呼する曲が今にも脳内に流れてきそう。

ここでお伝えしたいのが、好きな言い方の台詞、ケス大臣と処刑の内容について話すところ。

「罪人は」

ここの言い方がどちゃ好きです。低い声で興味あるのかないのかよくわからないトーンで。まぁ酔っ払ってるんですけど・・・。ここファラオの墓botに入れて下さい。


あとは最後の燃える城に対して、燃えろ燃えろ!!!と嘲笑うシーン、ヒエエエエッッッッって声出そうになるくらい最高だった。むしろ声出ちゃってたかもしれない。八つ裂きとか死ね!とか底辺な言葉を推しに言わせたい性癖を持ってるのでお許し下さい。


ただ、ナイルに泉の湧き水を差し出し、飲むことに戸惑うナイルを見て、ゆっくりと頷くスネ様は冷血非道な王様ではなく、優しい一人の男に見えた。

スネ様・・・、罪な男。




私にとって演劇女子部自体、今までもDVDで観たことはあったけれど、生で観るのは勿論初めてだったし、その舞台がハルちゃんにとってモーニング娘。最後の舞台となってしまった。


卒業を発表したタイミングも、舞台を出来るだけ多くの方に見てほしいからという想いがあったらしい。そういう細かい優しさがハルちゃんを輝かせているな〜〜〜ぁ!!!!


千秋楽終わりのコメントで、卒業して今度池袋に来る時は観客側にいるのかもって冗談交じりに笑いながら、それでも寂しい気持ちもあるとボソッとコメントする顔が忘れられない。
目はウルウルしていたけど泣いてなかった。


今まで様々メインの役をこなし、演劇女子部を引っ張ってきたハルちゃんがいない演劇女子部は来年からどうなるんだろうという楽しみと共に、もうそこにその舞台にハルちゃんの姿はないんだって思うと正直受け入れがたい。


何かしらの機会があってサンシャイン劇場に立つ日が来ても、それは一人の女優としての工藤遥であり、モーニング娘。という肩書きはない。


だからこの千秋楽が本当の本当に最後なんだってしっかりと目に焼き付けたけどあっという間だった。こんな風に卒業まで過ぎていくのかな。


でも卒業する前にハルちゃんのやりたい事であるお芝居を近くで観れた事、本当に本当に本当に良かった。


ハルちゃんの演技に歌声に言葉一つ一つに見れば見るほど好きになって、それと同時にお芝居が好きってことと、演劇女子部で演技をしてきての成長と、あぁ卒業してもハルちゃんならやって行けるって安心と、とりあえず感情が忙しかった。最近ずっとこんなん。


またハルちゃんがお芝居する姿を観に行きたいなぁ。ハルちゃんは彼女の演技が好きって自信持って言えるような演技を観せてくれる。



全16公演お疲れ様でした。
素敵な墓参りをする事が出来ました。


私はウルジナ国に墓を立てます。


ここまで読んで頂きありがとうございマリタ。







お戯れが過ぎましたな!!!!